実 験 |
約10〜100個のメダカの卵があるビートモスのかたまりを、ビンの中に入れ、水をそそぐ。一時間ぐらいたつと、メダカの幼生がたんじょうしてくる。 |
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話 |
今日は東・西アフリカ、南米のメダカの成魚を用意し、それぞれのデーブルの上に置いてあります。
西アフリカのメダカについて、まずお話しします。この地は雨期と乾期にはっきり分かれています。
乾期にはほとんど雨が降らず、写真にあるように湖や沼は干上がっています。
このとき、メダカは土の中で卵で過ごすのです。雨期になり、雨が降りだすと、卵からメダカがたんじょうします。
今、みなさんは、ビンの中に水を入れ、雨を降らせたようにしたところです。 |
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ドイツから送られてきた卵 |
ていねいにビンに移す |
水を入れる |
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観察 |
生徒たちは、はたしてビンの中の黒い土からメダカが生まれてくるものかと、じっと見つめる。
40分経過したところで、最初の一匹たんじょう。
歓声が上がる。
1時間ほど経過したあたりから、次々とゴマつぶのようなメダカの赤ちゃんが動くのが見られる。
自然環境に適応し、乾期は土の中で卵でじっと雨を待ち、雨期になり、水が豊かになるとメダカになる不思議さに、目を凝らす!
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生徒の
観察 |
・土の中から小さな小さな生き物が、すぐに生まれ、動き回るのにびっくり。
・メダカの赤ちゃんの体は白い。おとなになるときれいな色になる。
・生まれたてのメダカが、ビンをたたくとおどろくのか、すばやく動く。
大人のメダカには
・宝石のようにきれいなものがいる。
・うすくて、ほねや血かんが見えるものがいる。
・いろいろな色、いろいろな形、いろんなメダカがいておもしろい。
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1年生の
感想 |
・かわいいメダカちゃん、げんきにそだってね。
・はやくおとなになってね。
・げんきに水の中をおよいでね。 |
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※みんな、わずか1時間足らずで、土の中から生命がたんじょうし、動き回る様子に感動。
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(参考)日本卵生メダカ倶楽部ホームページ:http://kcj.cside.com/ |