能面              

                      ーつくし野小学校 特別授業の実施記録
 小林 俊雄
主題 「能って 何?」 
場所  つくし野小学校
日時 第一日目 2006年9月14日(木)p.m.1:45〜3:25
  1. 能の歴史、構成要素(舞台・囃子・謡い・舞い・狂言・シテ)謡いの不思議
  2. 観阿弥、世阿弥の 一生
  3. 「熊野(ゆや)」 VTRの鑑賞
  4. 「熊野(ゆや)」を謡ってみよう!

日時 第二日目 2006年9月21日(木) p.m.1:45〜3:25
「熊野(ゆや)」を舞ってみよう!
対象: 6年1組 (29人)  田中先生クラス
6年2組 (29人)  染谷先生クラス



私からのお礼のことば (田村校長先生方 および 生徒さんたちへ)

はじめに私が授業で目標としたのは、下記の4点でした。
  1. わかりやすい授業になるだろうか?
  2. 楽しい授業にいかにするか?
  3. 能をどう説明したら理解してくれるか?
  4. 能を見たいといってくれるかどうか?
これらの重点ポイントに対して子供たちの感想はかなり良好であったようで、とても安心しました。特に、能を実際に見に行って、確かめたいとの意見が多く出され、感激しています。又、「奥が深いように思えました」「能の面白さや偉大さをはじめて知りました」とか「また能をやって見たいと思いました」など、全員で感想文を寄せてくれました。ありがとうございました。



上演のご案内

お子様たちが楽しく見れるお能をただいま、検討中です。
ふさわしい能が見つかれば、すぐにご連絡するつもりです。
今、予定されている素敵な能の上演は、下記の通り、「私たちの仲間の上演」です。皆さんがすばらしい能を無料で見せてくれます。
6年生は卒業したあとですが、是非ご家族連れでおいでください。プログラムは来年3月に発行され次第、お届けいたします。
もちろん、私も出演します。(「土蜘」の地謡のリーダーとして。また、舞囃子「天鼓」も舞います。そして更に能「隅田川」の地謡にも出演します。)

日時 2007年4月21日(土) ・ 22日(日)
場所 宝生能楽堂  (JR水道橋駅 徒歩3分 後楽園遊園地ジェットコースター前 車道をはさんで向かい側、二本目裏通りの角
曲目 4月21日  能 「三輪」、「半蔀」、「七人猩々」  その他舞囃子など
4月22日  能 「小督」、「羽衣」、「松風」、「隅田川」、「土蜘」   その他舞囃子など

特に、「七人猩々」と「土蜘」は、子供たちの人気曲になると思います。いずれも午後4時頃始まるでしょう。もちろん、朝10時ごろから夜6時ごろまで、自由に出入りできますから、自由に見にきたら良いと思います。すべて能の費用はシテ(上演する主人公の人)が負担するので、無料です。



私のプロフィル
つくし野在住。会社に勤務中、これを趣味とし、16歳から宝生流職分 佐野 萌師 に習い、50

これまで出演した能
初番目もの(神能) 「嵐山」 (京都嵐山の蔵王権現)
2番目もの(修羅能)「小袖曽我」(曽我兄弟の敵討ち)
3番目もの(女物) 「大原御幸」(寂光院の平徳子の物語)
4番目もの(狂い物)「俊寛」 (鬼界島に流刑の俊寛)
5番目もの(鬼畜物)「葵上」 (源氏物語・葵上の巻)
その他、舞囃子、仕舞、独吟、多数出演




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