Cliff Side Jazz Night  (2003.11.15)

                                              阿美 卓司(あみたくじ)


皆さんは、「Cliff Side(クリフ・サイド)」を知ってますか? 

「横浜は元町」にあります。
日本のJazz界の草分け、南里文夫が毎夜演奏していたサパー・クラブです。
昭和30年から40年代には、デート・スポットとしてかなり名を馳せておりました。
食事をしながら、お酒をのみながらジャズを聴いたり、ダンスを踊ったり、そして愛を囁いたり・・・当時の若者達にとっては一度は行ってみたい場所でした。

今日、その「Cliff Side」でジャズコンサートが開かれました。

この「Jazz Night」の出演バンド名は「Tama Dream Jazz Orchestra」(TAMA DJO)です。
私たちの隣町の多摩市のシニアで構成するジャズのフルバンドです。
最年長者が何と82歳のサックス奏者でした。82歳万歳!! 平均年齢は六十ウン歳とか。
 
 『熟年よ強くおしゃれにカッコ良く!!”お年寄りに夢を””若者に渇を””地域に活性化を”』
 をモットーに熟年が、熱い演奏を繰り広げます。

 とパンフレットにありました。・・・何と素晴らしい! ファンクラブは300名とか・・・

何故に私がこの「Jazz Night」に行くことのなったかと言えば、
実は、小学校・中学校・大学時代の友人のK君は多摩市に住んでいるのですが、
先日の田舎の中学の同期会の集まりで、彼がこの「TAMA DJO」に入っており、
今度「Cliff Side Jazz Night」が開催されるので是非切符を買ってくれとのことで、
当日集まった仲間の5名が揃って聴きに行くことになったのです。
 
私たちの大学生時代は、学生のジャズ熱は相当なもので大学にも数多くのジャズバンドがあり、
学園祭のJazz Concertは何時でも超満員の盛況でした。
中でも、早稲田の 「Hight Society Orchestra」は数少ないジャズ・フルバンドで、
群を抜く実力を誇り学生ジャズバンド界に君臨しておったのです。

彼は、「Hight Society Orchestra」でトロンーボーン奏者でした。

今日の「Jazz Night」は、Oldies特集として、グレンミラーに始まって、Big Band Jazzの数々で堪能させて下さいました。17名編成のフルバンドは迫力満点!素晴らしい演奏会でした。

バンドリーダーのお話では、国内各地から”引っぱりだこ”とのこと。
さらに、海外からも・・・とのことです。

シニアが元気に頑張ってる姿カッコいいですね!
フレフレTAMA DJO!!

TAMA DJO のホームページ↓の「コンサート報告」の中に当日の演奏の模様が載ってます。

http://www.tama-dream.com/