広報No1(H16.5)を読みました!

 つくし野三丁目在住 セントラル・パーコ(仮名)45才主婦より(匿名を希望)
       
(以下本文)

 委員の皆様、ご苦労様です。いつもありがとうございます。
 広報bPを読んでの、簡単な感想を述べさせてください。

1.〜成り立ちと活動を読んで ほんとうによくここまで形にしてくださったなあ、という感 謝と敬意の念でいっぱいです。
 
 その時その時で「〜じゃあ、勝手にしろよ!」と叫びたくなるほどの様々な障害、難関を 「まあまあ、そう言わずに…」と、根気よくまとめてきてくださった皆様の忍耐と努力と英知の結集の賜物でしょう。
 
 本当にごくろうさまで す。ありがとうございます。
 (それにしても、このきっかけをエイヤァッ!と最初に開いた三丁目の松井さんはすごい人だなあと今さらながら思います)

2.コミュニティーグループからの… を読んでこれも、よくぞ形にしてくださったという 思いです。まだ具体的にはプログラムが実施されていなくても、もう希望が見えてきたではありませんか。
 すばらしい案です。何をやっても反対意見は出るものです。 まず動いてみて、不都合なと ころは直していけばよいのです。(動かないのに反対意見や中傷を言う人は二の次です)  行動を起こす、そのパワーが、様々なことや反対派の人の考えも揺り動かして良い方向へと変えていきます。 このまま頑張ってください!

3.ネットワークグループからの… を読んで話は突然ですが、私の実家の母(72才)は 都内文京区に一人住まいです。

 文京区は区をあげてのケーブルネット、IT化が進んでいるようです。「〜ようです」と 不確かな表現なのは、母がそれには興味が無くケーブルを利用しているのはテレビ受信だけで、双方向システムやその他の便利な機能は「そんなの必要 ない」と、取り組みを拒否しているので、私も中身についてはよくわかりません 。
 元々 本を読むこと、足で歩くことが好きで、料理にだって便利な道具を使わず 包丁一本 ですべてをこなす、「これぞアナログ人間」という母でしたが、二年前 に父が亡くなるす こし前から導入したパソコンのおかげで、今は自分のペースは 変えないまま、生活の幅が 広がってますます元気になっていっているように思えます。
 パソコンを入れたきっかけは、その頃病気で外出が出来なくなった父の為に、インターネ ットでいろいろなところを見せたり、好きな趣味(仏像彫刻や昔のドイツ戦車)についてのHPを指一本で見れることができるようにしてやろう、というのが目的でした。結局父は設定された以上のことはせず、私が選んで「おきに入り」欄に登録しておいた、限られたサイトを毎日開いては見て楽しんでいるだ けの利用でした。 程なく父が亡くなり、それまでは「そんなもん!」と毒づいていた母が、私が送 る日々のこちらの写真やメール(大した話ではない、電話するほどでもない、ふと思いついた一言など)を受け取っているうちに、「子どもや親しい人だけとなら(メールを)やってもいい」と言い出して、家族が遊びに行った際にそれぞれのお気に入りのサイトを後から通りすがりにのぞき見るうちにインターネットにも抵抗感がなくなってきたようです。」 今では自分で、好きな文学者達の関連サイトや、文字(もじ)では探しきれなかった文学者の有名ではない史跡などを自分で見つけてたずね歩いたりしています 。
 文京区のIT講習や、最近では「携帯のメール講習」などにも自分で応募して参加してい るほどです。
 夜中寝られないときでも、人に迷惑かけることなくメールをつづり、あちらこちらをネッ トサーフィンして、「寝られなくて困る」といったぼやきを聞かなくなりました。
 彼女がこれほど取り組めるようになった過程に、「わからない時 知りたい時に 、すぐ聞 ける」という環境条件があったと思います。
 初心者の頃の「何度聞いても忘れて、何度も同じ事を教えてほしい」といった時でも、自 分の娘なら恥も遠慮もなく電話でも聞けるし、機械もうちのお古を持っていったので、遠 慮なく夜中でもいつでもさわれるという(定額制のつなぎたい放題を契約したので、わからなくなったら朝までつけっぱなしでほっとく、ということもしていました)外的環境もありました。

 こんな参考にもならないような話を長々としてしまいごめんなさい。
 とにかく高齢者は慣れるまでが大変で、その不安を「必要ない」という言葉に置き換えているような気がします。
 誰にだって難しそうに見える道具が簡単に負担なく使えたら、あって当たり前という便利 なものに変わります。
 その環境をつくし野の自治体で作ってあげられたらと思います。機械はさすがに自費購入 なのでしょうが、(でも、まとめれば安くなるでしょうし、市の援助はないのかしら?  新しく買い替える人のいらなくなったもの(もちろん使える物)を、無償でまわすとか。
 …今は捨てるのにお金 がかかる時代ですから)
「わからない、知りたいときにすぐ聞ける」というのは、できそうな気がします 。
 教室?に来れない人でも電話やメールでの質問には答えられると言うボランティアを登録 しておくとか、… ちょっと今はあまり新しい考えが思い浮かびませんが… (浮かんだら またメールします)
 
 海外で、見ず知らずの遠い国の人にメールを通じて自分の緊急を知らせ、地元の救急隊に 連絡してもらって命が救われたというエピソードを聞きました。
 そして 、私のわがままな(?)母のように「自分の好きなもの、都合の良いことだけに  取り組む」といった使い方でよいのです。
 特にITの利点を享受する側、そして その導入に協力して下さる皆様も、お互いに双方の ことを理解しよう、受け入れ ようという気持ちを持ちながら、つくし野ネットが発展・構 築されていけばいいなと思います。

 今私は自分自身の複数の病気と闘争中、というかだましだまし穏やかに暮らしています。 どの方面においても、この先どのような関わり方ができるか、いつも考えながら(考えるのが好きなので)おります。

 人が頑張っていたり、明るく前向 きに活動していたり、街が活性化していくのを目の当た りすると、こちらも励まされるような気がします。

 それでは広報次号も楽しみにしております。