2014年5月27日

 5月27日(火)恒例のバス旅行に出かけました。
8時出発の予定でしたが、10分遅れて出発。横浜町田ICから東名に乗り、足柄SAで休憩、静岡ICで下りて静岡浅間神社へ。途中、鮎沢附近の富士山の勇姿と、車中の熱い新茶サービスで、みんなホットに。浅間神社には、プロの運転手さん(新婚)の仕事ですね、予定時間通りに到着しました。

 静岡浅間神社は、神部神社、浅間神社、大歳御祖(おおとしみおや)神社の三社を祀り、1100~2000年前に鎮座。江戸時代に現在の社殿が建築されています.社殿は、漆塗り極彩色で、国の重要文化財に指定。特に楼門は立派。「静岡」の地名の由来となる賤機山(しづはたやま)は古墳であり、山頂までの105段+30段の階段の長いこと!

 次に、室町時代の連歌師 宗祇の弟子 宗長が開基した吐月峰柴屋寺(とげっぽうさいおくじ)へ。銀閣寺を模し、丸子富士・天柱山を借景とした庭園は、国指定名勝・史跡庭園。足利義政より賜った文福茶釜や一休禅師の鉄鉢等貴重な宝物も見学。  

 次に、丸子宿(まりこしゅく)へ。「東海道五十三次」の21番目の宿場。ここで待望の昼食、元祖丁子屋(1596年創業)の「とろろ汁」を頂きました。伝統の味を食し、芭蕉や十返舎一九の句碑、広重の浮世絵等文化に触れました。

 次は、国史跡指定の東海道宇津ノ谷峠のお羽織屋へ。秀吉から石川家(御羽織屋)忠左衛門が礼として拝領した羽織は、静岡市文化財指定となっています。なんと御年93歳の矍鑠(かくしゃく)としたおばあ様の説明が忘れられません。まさに文化財もの!

 今日のバス旅行の最後は、焼津曹洞宗全珠院大覚寺へ。1100年続き、日本一大きい千手観音(一丈八尺、約6メートル)を2003年本尊としています。

 帰りは、焼津ICから東名に乗り、海老名SAでお土産タイム。セントラルパークには、ほぼ予定通りに帰着。バスの中では、四季の歌(まだ遠い!)から始まって、皆さんのご存知の古えの歌が出るは出るは! ガイド嬢に乗せられて、「二人は若い」を2回も歌わされました。いやー! 盛り上がった事、楽しかったこと。歴史・文化に触れ、若返った1日でもありました。
                                            

(若松 記)



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