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平成18年3月7日
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つくし野3丁目在住のシニアの会である花みずき会は、3月7日1時半から約3時間、つくし野センターにて、「お能を楽しむ」会を開催し、会員相互の親睦を図りました。
能楽はわが国の誇る古典芸能の一つですが、その立ち振る舞い、言い回し等にも、歴史・伝統があるだけに、一般の方にはその理解は、やや難解な面があるようです。
観賞する機会があっても、内容を理解するのは容易ではないと言うのが、一般の方の感想ではないでしょうか。
このたび、つくし野3丁目在住で、会員でもあります小林俊雄様のご協力を戴き、「能楽観賞について」の、分かりやすい解説をして頂けることになりました。
小林様は宝生流の嘱託教授をされておりまして、ご多忙の中、私どもの会のためにやさしい解説と、また実際に短い時間でしたが、仕舞いを演じていただきました。 |
1.「お能について」 解説
(1)能の歴史
(2)観阿弥・世阿弥、その芸術論
(3)職務分担とシテの流儀
(4)能の基本的な構成 「序・破・急」
(5)能の見所
(6)本狂言、間狂言
(8)面のいろいろ
等々 |
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2.実演
この解説の後に、小林様および小林様ご友人二人との能・仕舞いを実際に演じていただきました。解説を聞いた後だけに、観賞していた会員の皆様も興味深くご覧になったようでした。 |
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【寄稿】 |
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三丁目 Y.N |
春の足音が近づいたり遠ざかったりのこの頃ですがつくし野の桜がほころび始めるのも間もなくの事でしょう。
先日 花みずき会主催で『お能の会』のご案内を戴き参加させていただきました。 三丁目 小林様がお若い高校生時代から「お能」に御興味をもたれ、それからずっと御研鑚を積まれていらっしゃるとのお話を伺い、とても感じ入りました。
先ず小林様より「お能」についての解説を色々して頂き、それから御同士の方もお2人加わって下さり、仕舞『鶴亀』を実演してくださいました。私は初めての鑑賞でしたのでその意味するものは感じることは出来ませんで、只々雰囲気を味わせていただいたのみでした。
今までは何かと忙しく、このような日本の古典芸能に接する機会もなく過ごして来ましたので、これを機に、是非 能楽堂に足を運び「お能」の鑑賞をしてみたいと思いながら帰路につきました。
それと 今は亡き義父が「お能」が好きで仕舞も舞っておりましたので、義父を偲んだ一時でもありました。
小林さま・又お世話方をして下さいました方々に、厚くお礼申し上げます。 |
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この後は、ロビーにて、会員相互の懇親の時間を約40分持ちまして、終了しました。
2年前にスタートしたばかりの会ですので、ご参加の人数も気になっていましたが、お能への関心も高く、総勢39人のご参加を賜りました。
花みずき会は、つくし野3丁目自治会のバックアップの下、2年前の6月にスタートしたばかりのシニアの集いですが、楽しい会合等を通じて、お互いに知り合い、また助け合う会にしていきたいと考えております。
スタート段階での会員数は、52名でしたが、2月末現在88名となっております。
入会のご希望がございましたら、是非一報願いたいと存じます。
心から歓迎いたします。
文:尾崎 |
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