つくし野自治会連合主催の「防災避難訓練」の報告

つくし野自治会連合会長  鈴木 匡 



1.つくし野自治会連合での決定

 つくし野自治会連合が主催する「防災避難訓練」は、平成26年9月12日(金、19:30~21:20)に開催された、「つくし野自治会連合・第3回定例会」で開催が確認された。つくし野自治会連合会には、つくし野1・2丁目、つくし野2丁目、つくし野3丁目、つくし野4丁目各自治会の会長副会長等の構成メンバーが全員出席した。
 
2.防災組織連絡会議の設置と開催

 具体的な取り組みを決めるために9月27日、10月11日に「防災組織連絡会議」を開催して、防災・避難訓練の目的、進め方等を協議した。
  「防災組織連絡会議」では、各自治会および防災組織の役員が出席した。訓練の前半は、「安否確認訓練」等各自治会独自の取り組みを、後半に自治会連合としての合同防災訓練を町田市の指定避難広場の「つくし野小学校校庭」で行うことを確認した。
 
行政への依頼

 行政側に対しては、町田市役所、町田消防署南出張所へ出向き、支援の依頼と具体的な防災避難訓練の中身を相談した。町田市役所からは、アルファ米50Kgを寄贈され、消防署からは訓練当日の応援職員及び消防団員の派遣や防災避難訓練の機材の提供の了解をえた。

4.当日の日程・11月16日(日)

@各自治会の取り組みは、午前9時より10時10分頃まで、「安否確認」や「班会議」等各自治会の独自の取り組みを行った。

Aつくし野小学校での合同訓練の内容
 10:20−10:30 開会セレモ二―の後次の方から挨拶があった。
  ・つくし野自治会連合会長挨拶、つくし野小学校・金子校長、
  ・町田消防署南出張所・村山所長、・町田市消防団第二分団第六部・横田部長

 10:30〜11:20 6つのブースに分かれて次の防災訓練を実施した。
  ・けむり体験、・AED操作訓練、・通報訓練、・救援救護訓練、・初期消火訓練、・はしご車体験乗車訓練、

 11:20−11:30 閉会セレモ二―の後参加賞を配って解散した。
             また子どたちには、「あめのつかみどり」を行った。
 
5.防災訓練の成果

 @つくし野自治会連合として本格的な防災訓練を行い下記の通りの参加者があった。
   1・2丁目自治会     709世帯    564人
   2丁目自治会   (推定220世帯)   147人 
   3丁目自治会   (推定340世帯)   33人
   4丁目自治会   (推定440世帯)   68人
      計     推定 1709世帯    812人
   参加人数の合計は812人の過去最大の参加者であった。

 A訓練を実施するまで、4自治会による「防災組織連絡会議」を開催して、合同訓練に向けての協議を行い、意志疎通を図った。

  B市役所、消防署等の行政側とも協議を重ね、適切な支援を受けることが出来た。

  Cそれぞれの自治会の組織及び防災組織が役割分担に基づいた働きをした。
 
 6.事故報告(詳細は事故報告に記載)

 訓練終了後、弟と二人で校庭にあった遊具・「雲梯」で遊んでいた私立小学校三年生が落下し、左ひじにひびが入る事故が発生した。子供の母親は、訓練の後片付けをしていて、他の訓練担当者もそれぞれ後片付けをしていて児童が遊んでいることに気付かなかった。どのような事情があるにしろ、無事故が大原則であり、今回の事故はこれからの自治会活動に対する教訓を残した。児童に対しては、自治会が加入している損害保険の適用を申請している。児童はすでに元気に通学をしている。
 
 以上