その1

 おみなえし キキョウ
やまゆり フシグロセンノウ


グレープフルーツ 夏みかん ユスラウメ

 貫名さんのお話では、間もなく、殿山ではキツネノカミソリと言う名の彼岸花科のオレンジの花の群生が見られるとのことです。
 
 ● 殿山市民の森にも「キツネノカミソリ」が咲きました。(2005.8.25撮影)

キツネノカミソリ
撮影:井上 晃氏(つくし野1丁目)

(参考)

 キツネノカミソリの詳細(貫名さんが送って下いました)

 キツネノカミソリ Lycoris sanguineaヒガンバナ科 ヒガンバナ属)
 キツネノカミソリは本州から九州に生育するヒガンバナ科の植物である。ヒガンバナと同様に、花が咲くときには葉がない。早春からスイセンに似た葉を展開し、夏草が茂るころには葉が枯れる。その後に花茎を形成し、花を咲かせる。キツネノカミソリはお盆ころに、ヒガンバナはお彼岸に花を咲かせ、なにやらご先祖様と因縁のある植物である。
 ヒガンバナが人里の刈り取り草原や河原だけに生育するのに比べ、キツネノカミソリは林縁や明るい落葉広葉樹林に生育している。
 名前の由来は葉の形がカミソリに似ているとのことであるが、花の色がキツネの体色をイメージさせ、花だけが咲いているのが奇異であることも関連しているのかもしれない。

8月に開花したキツネノカミソリ夏草の中から、花茎をのばして開花する。
2月の終わり頃から葉を出し始める4月には、明るい林床で葉を広げて光合成