歴史散策 NO.24-クラブはんどれっど
鎌倉古道を歩く (その7)クラブはんどれっど歴史散策 参加11名 2019.5.9
藤沢宿は遊行寺の門前町として栄え、江戸時代、東海道の往来や大山詣、江の島参りでたいそう賑わったそうです。
開山700年の遊行寺は時宗総本山、宗祖一遍上人は「南無阿弥陀仏」と唱え、踊り念仏を通して人々に念仏の歓びを分かち合ったという。
黒門をくぐってすぐに板割浅太郎の墓、国定忠治親分の「赤城の山も今宵が限り・・・」が聞こえてくるような気分になりました。
境内奥にある長生院に残る小栗判官・照手姫の流転の伝説にしばし心打たれた。 俣野別邸は室町時代に俣野家4代の居館跡で、昭和の初めに建てられ焼失されたものを復元された建屋で、Y字型のモダンな建屋で近代建築、前に広がる庭園で一杯やりながらの語らいは時間の経つのも忘れました。鎌倉古道を進み、平良文(桓武天皇の子孫)が923年、母と共に東国に下りこの藤沢渡内に館を構えたというゆかりの日枝神社を訪ね、さらに北条氏時により創建されたという二伝寺を訪ね、古きをしのぶツアーでした、鎌倉にだいぶ近づいてきましたが、あと2~3回くらいで夢が叶えられるのではないかと思いますが、ゆっくり歴史を紐解きながら歩いて行きたいと思っています(細見)
(写真の説明)
上段左は江の島道の道標、上段中は藤沢宿、上段右は遊行寺黒門
中段左は遊行寺境内から本堂を望む、中段右上は遊行寺本堂にお参りして、中段右下は俣野別邸前庭、
下段左は慈眼寺山門に向かって、下段中は慈眼寺本堂と鐘、下段右は慈眼寺のシャクナゲ