デュオ・コンサートと講演会の集い(11/5) 報告
「デュオコンサートと講演会の集い」は、大盛況のうちに終了しました。久しぶりに、つくし野コミュニティセンターのホールが満員となり、素晴らしいヴァイオリンとピアノの音色を楽しみました。世界を旅するような趣向を凝らした選曲で、知っている曲も多く、曲間のナレーションも実にスムーズで、あっという間に時が過ぎました。
第二部の講演会は、世界情勢を読むという難しいテーマにも関わらず、ウィットに富んだお話を聞くことができました。ニュースや新聞とは違う「物の見方」を教えていただき、頭が柔かくなりました。
今回の一般事業では、クラブはんどれっどさんにご尽力いただき、感謝申し上げます。コロナ禍でいろいろな催しが中止になった数年間でしたが、地域の皆さまが積み上げた経験や知見を、これからも途絶えさせないようにしていきたいと思います。
11月23日には、もう一つのイベント「つくし野セントラルパーク ちょっと遅めの秋まつり」もございます。午後1時からの暖かい時間帯ですので、お散歩がてら、足を運んでいただければ幸いです。
つくし野地域ふれあい基金運営委員会
委員長 原子エリコ🐢
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第一部は「音楽でめぐる音楽の旅」と題する、ヴァイオリン(阿部恭子さん)とピアノ(立木彩音さん)のデュオ・コンサートでした。
両演奏者は、東京芸大、桐朋大学をそれぞれ卒業後、ドイツの国立音楽大学大学院で学び、欧州各地で音楽活動を展開された、ピカイチの演奏家です。そして初めての試みとして、ナビゲーターに鐘丘りおさん(劇団四季出身、某航空会社の衣装すがた)を迎え、エピソードを交えた音楽解説をされました。
曲の進行とともに満員の観客の熱気が高まり、その様子は下記動画をご覧下さい。
アンコール曲は 南ドイツ民謡の「Trink, trink, Brüderlein trink」でしたが、方言でないきれいなドイツ語は歌手Lolita
(https://youtu.be/AVIelwwnyu8) でどうぞ。
第二部は「変わる世界をどう読むか:コロナ、ウクライナを乗り越えて」と題する曾根泰教(慶応義塾大学名誉教授、つくし野在住、クラブはんどれっど会員)の講演でした。
コンサートの終了後でしたので、客席激減が心配されましたが、それは杞憂でした。曾根泰教さんの知名度、タイムリーな演題、そしてつくしの地区の「民度の高さ」を実感した次第です。
ご講演の力点は「ウクライナ問題」でしたが、講演終了後、活発な質疑応答・意見が交わされました。
(文責:中川淑郎)